今日の記事は
macOS Mojave VirtualBox Ubuntu 16.04 で Intel Movidiusを動かす方法!
をご紹介します!
macOS Mojave VirtualBox Ubuntu 16.04 で Intel Movidiusを動かすには、実はいくつかトリッキーなことをやならければいけないです。
それを皆さんと共有して、皆さんも同じ環境で試す時のご参考になれば嬉しいです!
#Movidius のexampleを #VirtualBox #Ubuntu で動かすことができました!
ただ、いくつかトリッキーなことをしなければいけなかったです!
ビデオの中の車輌を検出しています! pic.twitter.com/Fwu5qDz9dA— 川島@ソフトウェア、Web、アプリ、IoT作るのが大好き (@kokensha_tech) 2018年11月11日
目次
Intel Movidius
最近の機械学習がマイブームになって、色々手を出しています!笑
その中に、ずっと前から気になっていたMovidiusもついに入手!
ニューラル
のパワーを手に入れた!
マシンの躍起による暗黒時代の幕開けだァー(邪悪博士の感じを伝わったかな pic.twitter.com/NQWWgUSzIl
— 川島@ソフトウェア、Web、アプリ、IoT作るのが大好き (@kokensha_tech) 2018年10月24日
Intel Movidius pic.twitter.com/8YLqVoizgZ
— 川島@ソフトウェア、Web、アプリ、IoT作るのが大好き (@kokensha_tech) 2018年10月26日
Movidiusを箱から出して
アルミの本体が結構かっこいいです!
Raspberry Piでの試行錯誤
その後ちょっとRaspbery Piと繋いて、実験してみました。うまくいきませんでした。
USB全部ギリギリ刺せました!
(^。^) pic.twitter.com/dKlv3hjXgN— 川島@ソフトウェア、Web、アプリ、IoT作るのが大好き (@kokensha_tech) 2018年11月1日
#RaspberryPi で openCVをインストールしています!
コンパイル、時間がかかります! pic.twitter.com/k9vRIhivvW— 川島@ソフトウェア、Web、アプリ、IoT作るのが大好き (@kokensha_tech) 2018年11月6日
そのために、新しい Raspberry Pi 3B+も調達したりしていました。
#RaspberryPi 3B+ ですよ!! pic.twitter.com/zacGWu9r0G
— 川島@ソフトウェア、Web、アプリ、IoT作るのが大好き (@kokensha_tech) 2018年11月8日
こんな感じで繋いて
#ラズパイ #RaspberryPi
はい!こちらです! pic.twitter.com/vz7CKXGmD8— 川島@ソフトウェア、Web、アプリ、IoT作るのが大好き (@kokensha_tech) 2018年11月9日
新しいRaspberryPiでコンパイルしても
#movidius 今インストール中。。。#RaspberryPi #人工知能 pic.twitter.com/sX9eqeyUg8
— 川島@ソフトウェア、Web、アプリ、IoT作るのが大好き (@kokensha_tech) 2018年11月11日
なかなかうまくいきませんでした。ネットを調べると、うまく行った事例もありましたので、私の操作の手順がどこかで間違ったかと思われます。
(追伸:Raspberry Piでできました!サンプルコードが実行できました!これもあとで、記事にまとめます!)
記事もできました、こちらです!
#RaspberryPi でも出来ました!
嬉しい!
😃
人が認識されます! pic.twitter.com/9pXBVZ6NgD— 川島@ソフトウェア、Web、アプリ、IoT作るのが大好き (@kokensha_tech) 2018年11月12日
一回気分転換で、別の環境でやりましょう!
本系のサイトで、下記の環境にインストールが可能と記述しています:
https://movidius.github.io/ncsdk/install.html
- Ubuntu 16.04
- Raspberry Pi 3(Raspbian Stretch)
- Virtual Machine
- Docker
- Python Virtualenv
VirtualBoxでやってみましょう!
私は、UbuntuのPCも数台持っていましたが、その中で一番都合の良いPCがなんとUbuntuの18.04が入っていて、そもそも、コンパイルができませんでした。
UbuntuのPCにインストールするのを断念して、VirtualBoxでやろうと決めました。
実は、ここにもいくつかトリッキーなことが待ち受けています。
下記の三つのステップが必要です!
①VirtualBox 5.2.22 Oracle VM VirtualBox Extension Packのインストールが絶対必須です。
これがないと、host マシンのusb(今回のMovidiusとVideoカメラ)が使えないです!
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
②VMの属性設定を追加する
自分のVM(今回のMovidius用のUbuntu 16.04)を選んで、設定ボタンをクリックして
下記の画面が出てきます。ここでポートをクリックして
USBのタブを選びます。
ここでは、すでにMovidiusがさしている状態にしてください。
そうすると、画面の右にある、USB追加の小さいアイコンがクリックすると、Movidiusが小さいメニューに現れます。
そこから選んで、上の、USBコントローラーを3.0を選んでください。MovidiusはUSB3.0でないと、正常に動かないかもしれません。
こうなります。
③host(今回は私のmacOS Mojave)のvideoカメラとUSBにさしているMovidiusをVMにattachする!
ここで、面白い現象がありましたが。attachしないと、まず、videoがない、(Movidius)Deviceがないと怒られて、プログラムが実行できません!
このステップは必須だと思われます。
具体的なコマンドは下記の通りです。
A.実行中のVMのリストを出します。
VBoxManage list runningvms
"Xubuntu1604 Movidius用" {71387c53-73be-4d6e-955f-0d9dc423ddfb}
上の結果になります。
“Xubuntu1604 Movidius用”は今回のVMの名前です、下のコマンドで使います。
B.今のMacのvideoカメラのIDを出します。
VBoxManage list webcams
Video Input Devices: 1 .1 "FaceTime HD Camera" 0x1410000005ac8600
上のようなidが表示されます。「0x1410000005ac8600」
C.そうしましたら、このidのwebcameraをVMとattachします。
そうすることによって、VM(Ubuntu16.04)でもそのwebcameraが使えるようになります。
下記のコマンドとなります。
VBoxManage controlvm "Xubuntu1604 Movidius用" webcam attach 0x1410000005ac8600
Modiviusのほうも同じようにattachしなければなりません
D.USBのリストを出します
VBoxManage list usbhost
このUUIDがあとで使います:
7aa17c35-ef66-4223-9d38-bffd738f6aa8
E.このusbをVMにattachします
VBoxManage controlvm "Xubuntu1604 Movidius用" usbattach 7aa17c35-ef66-4223-9d38-bffd738f6aa8
こうしておけば
VMの中で、サンプルコードは初めて、実行できるようになります!
ただ!ここで、ちょっと不思議な現象がありました!
サンプルコードを実行して、停止すると、次のサンプルを実行すると、また「Devide not found」が表示されます。
実はMac側でusbのIDが変わってしまうのです。
ここで、もう一回DとEの手順をやる必要があります。この現象が分かる方がいれば、ぜひ教えてください。
VMの中で(Movidiusを使う)サンプルコードを実行するたびにhost側のusbのidが変わってしまうようです。
まとめ
今回がmacOS Mojave VirtualBox Ubuntu 16.04 で Intel Movidiusを動かしたということは、Movidius本体が正常に動作することが確認できました。また公式が提供しているプログラムの方にも問題ないと言えます。
Raspberry Piでは、おそらく、バージョンがずれているのが原因だったかもしれません、また時間を作ってチャレンジしてみます。
また、Raspberry Piの方でも、動かせたら、また色々まとめて共有します!お楽しみに!
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