下の記事で、Raspberry PiのOSの用意、インストールと起動までの手順を紹介しましたが
その記事では、無線LANは最初から設定しないという設定でした。
Raspberry Pi 3 Model BやPi Zero Wには無線LAN(WiFi)が内蔵されましたが、何らかの方法でSSIDとパスフレーズを設定しないと無線での通信はできません。もちろんsshもできません。
今回のこの記事では、最初から、無線LANが使えるようにするために
microSDカードでの事前設定の方法を共有します。
spa_supplicatn.conf
前の記事にも書きましたが
sshが使えるために、事前に空っぽのsshという名前のファイルを作成してmicroSDカードのルートデレクトりにコピペします、同様にwpa_supplicant.confというファイルをmicroSDのルートディレクトリに作成していきます。
このファイルをmicroSDのルートディレクトリに作成すると、Raspberry Pi起動時に自動でRaspbian上の/etc/wpa_supplicatnt/wpa_supplicant.confを上書きするようになっています。
手動で、raspberry piの無線設定をしたことのある方は、上記のファイルは初めてではないはずです。
ちなみにmicroSDのルートディレクトリに作成したファイルは自動的に削除されます。
サンプル設定
平文のWPAパスフレーズを保存する場合
平文のWPAパスフレーズをmicroSD上に保存することに抵抗がある方は、パスフレーズの代わりに、SSIDとパスフレーズの組をハッシュ化した256bitのキーを保存することもできます。それは別の記事で書きたいと思います。
wpa_supplicant.conf country=JP ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev update_config=1 network={ ssid="yourwifi_ssid" psk="wifipassword" }
これで、動くはずです!